2020年あけましておめでとうございます。
2020.01.03
協同食品株式会社(グルマンクラブ)山野井です。
新年あけましておめでとうございます。
今年もみなさまにとりまして、良き一年になりますよう
ご祈念申し上げます。
さて、2020年の第一弾は人気のメープルシロップをご紹介します。
すでにご周知のとおり、メープルシロップはそのほとんどが北アメリカ原産の
サトウカエデの樹液を原料としており、着色料や甘味料、保存料などの食品添加物は
一切使用しない天然の甘味料というわけです。
ちなみに、当社が輸入・販売している「カナダピュア メープルシロップシリーズ」は、
その名のとおりカナダのケベック州産のものを使用しており、ケベック州だけで全世界の
供給の約72%を占めています。
330g(250ml)ガラス瓶タイプ
1,330g(1,000ml)プラスチック容器タイプ
サトウカエデの木は、300年以上と樹齢が長く、シロップは樹齢30年以上の木からでないと
採取できません。そのため、親子代々引き継がれてきた小規模な農家が多数を占めています。
大半の農家は、かつて昔ながらの鉄バケツを木にぶら下げて採取する方法でした。
しかし、現在では製造技術が進化し木にチューブを入れ樹液を採取して直接製造工場へ送られます。
メープルシロップは、例年2月後半から5月上旬頃まで収穫されますが、
小規模な農家ゆえに広大なメープルの森を大雪が降る中で少人数でまわり、
良好な木を見極めて約3分の1程度にチューブを取り付けていく作業を
約6週間にわたり毎年行っています。
寒い日は最高気温マイナス12℃、最低気温マイナス24℃にもなり、雪は約2メートル近くも
積もるので機材が進歩しても、厳しい作業は昔から変わっていないようです。
※画像は、ケベック・メープルシロップ生産者協会より引用
メープルシロップは、樹液である透明なメープルウォーターを煮詰めて作りますが、
1リットルのメープルシロップを作るのに40リットルものメープルウォーターが
必要になります。
★メープルシロップのグレードってあるの?
メープルシロップはカナダ食品検査庁や農務・農産食品省が定めた基準によります。
※カナダ食品検査庁 CFIAの規則より引用
メープルシロップは、自然のものですから品質が100%安定しているというわけではございません。
そのため、色や均一性や濁りや曇り、沈殿物などさまざまな観点から「GRADE A」という基準が
設けられています。
「GRADE A」の品質基準を満たさないと、パッケージにして市場での販売ができず、
「Processing Grade」という品質となり、主に加工食品用として使われます。
「GRADE A」は上記のとおりさらに4つの基準に分かれますが、これは品質の良し悪しでは
なく、色と風味の強度を明確に表現し、お客様ご自身のお好みや用途に応じた製品を選ぶことを
容易にすることを目的にしています。
採取時期の初めの頃は、色が薄く繊細な味がしますが、時期が進むにしたがい色は濃くなり、
風味が増していきます。
1.ゴールデン(デリケートテイスト)【透過率 100~75%】
最も採取の時期が早い段階で作られるのが、ゴールデン(デリケートテイスト)です。
淡い色調とデリケートな風味が特徴です。
2.アンバー(リッチテイスト)【透過率 74.9~50%】
ゴールデンの後に採取される樹液から作られるのが、アンバー(リッチテイスト)です。
美しい」琥珀色で味わいがあります。
ちなみに、このタイプが一番多く市場に出回っており「カナダピュア ブランド」も
このタイプになります。
3.ダーク(ロバストテイスト)【透過率 49.9~25%】
アンバーよりさらに後に採取される樹液から作られるのが、ダーク(ロバストテイスト)です。
メープルシロップの独特の風味が増します。
4.ベリーダーク(ストロングテイスト)【透過率 24.9~0%】
採取時期の最後に採取される樹液から作られるのが、ベリーダーク(ストロングテイスト)です。
メープルの風味がさらに濃くなります。
昨年から市場にも見受けられるタイプで、それだけ本物のメープルシロップが知られてきたことに
より需要が増え、また本物志向のお客様がより濃いテイストを求めてきているということでしょう!
★メープルシロップの使い道が広がります。
メープルシロップはパンケーキなどのデザートに使用するのが定番となっておりますが、
昨年の前半は肉料理とも相性が良いということで、「ワッフルチキン」が人気となりました。
後半は、栗との相性が良いこともわかり、メープルシロップのムースと一緒にスイーツの材料としても
お使いいただけます。
★ふんわりなめらかメープルムースの作り方
A.材料(2人分)
(1)生クリーム 100ml
(2)牛乳 50ml
(3)メープルシロップ 50ml
(4)粉ゼラチン 5g
(5)水 30ml
B.作り方
(1)水に粉ゼラチンを入れてしばらくしてから電子レンジで10秒ほど加熱して溶かします。
(2)ボウルに生クリームを入れ、ホイップさせながら牛乳とメープルシロップを少しずつ
加えます。
(3)溶かしたゼラチンを加えて混ぜたら、器に流し入れ、冷蔵庫で冷やし固める。
昨今、メープルシロップの使用用途についての情報はたくさんあり、身近なナチュラルフードと
して注目されております。
グルマンクラブ公式ホームページ : http://www.gourmand-club.com
新年あけましておめでとうございます。
今年もみなさまにとりまして、良き一年になりますよう
ご祈念申し上げます。
さて、2020年の第一弾は人気のメープルシロップをご紹介します。
すでにご周知のとおり、メープルシロップはそのほとんどが北アメリカ原産の
サトウカエデの樹液を原料としており、着色料や甘味料、保存料などの食品添加物は
一切使用しない天然の甘味料というわけです。
ちなみに、当社が輸入・販売している「カナダピュア メープルシロップシリーズ」は、
その名のとおりカナダのケベック州産のものを使用しており、ケベック州だけで全世界の
供給の約72%を占めています。
330g(250ml)ガラス瓶タイプ
1,330g(1,000ml)プラスチック容器タイプ
サトウカエデの木は、300年以上と樹齢が長く、シロップは樹齢30年以上の木からでないと
採取できません。そのため、親子代々引き継がれてきた小規模な農家が多数を占めています。
大半の農家は、かつて昔ながらの鉄バケツを木にぶら下げて採取する方法でした。
しかし、現在では製造技術が進化し木にチューブを入れ樹液を採取して直接製造工場へ送られます。
メープルシロップは、例年2月後半から5月上旬頃まで収穫されますが、
小規模な農家ゆえに広大なメープルの森を大雪が降る中で少人数でまわり、
良好な木を見極めて約3分の1程度にチューブを取り付けていく作業を
約6週間にわたり毎年行っています。
寒い日は最高気温マイナス12℃、最低気温マイナス24℃にもなり、雪は約2メートル近くも
積もるので機材が進歩しても、厳しい作業は昔から変わっていないようです。
※画像は、ケベック・メープルシロップ生産者協会より引用
メープルシロップは、樹液である透明なメープルウォーターを煮詰めて作りますが、
1リットルのメープルシロップを作るのに40リットルものメープルウォーターが
必要になります。
★メープルシロップのグレードってあるの?
メープルシロップはカナダ食品検査庁や農務・農産食品省が定めた基準によります。
※カナダ食品検査庁 CFIAの規則より引用
メープルシロップは、自然のものですから品質が100%安定しているというわけではございません。
そのため、色や均一性や濁りや曇り、沈殿物などさまざまな観点から「GRADE A」という基準が
設けられています。
「GRADE A」の品質基準を満たさないと、パッケージにして市場での販売ができず、
「Processing Grade」という品質となり、主に加工食品用として使われます。
「GRADE A」は上記のとおりさらに4つの基準に分かれますが、これは品質の良し悪しでは
なく、色と風味の強度を明確に表現し、お客様ご自身のお好みや用途に応じた製品を選ぶことを
容易にすることを目的にしています。
採取時期の初めの頃は、色が薄く繊細な味がしますが、時期が進むにしたがい色は濃くなり、
風味が増していきます。
1.ゴールデン(デリケートテイスト)【透過率 100~75%】
最も採取の時期が早い段階で作られるのが、ゴールデン(デリケートテイスト)です。
淡い色調とデリケートな風味が特徴です。
2.アンバー(リッチテイスト)【透過率 74.9~50%】
ゴールデンの後に採取される樹液から作られるのが、アンバー(リッチテイスト)です。
美しい」琥珀色で味わいがあります。
ちなみに、このタイプが一番多く市場に出回っており「カナダピュア ブランド」も
このタイプになります。
3.ダーク(ロバストテイスト)【透過率 49.9~25%】
アンバーよりさらに後に採取される樹液から作られるのが、ダーク(ロバストテイスト)です。
メープルシロップの独特の風味が増します。
4.ベリーダーク(ストロングテイスト)【透過率 24.9~0%】
採取時期の最後に採取される樹液から作られるのが、ベリーダーク(ストロングテイスト)です。
メープルの風味がさらに濃くなります。
昨年から市場にも見受けられるタイプで、それだけ本物のメープルシロップが知られてきたことに
より需要が増え、また本物志向のお客様がより濃いテイストを求めてきているということでしょう!
★メープルシロップの使い道が広がります。
メープルシロップはパンケーキなどのデザートに使用するのが定番となっておりますが、
昨年の前半は肉料理とも相性が良いということで、「ワッフルチキン」が人気となりました。
後半は、栗との相性が良いこともわかり、メープルシロップのムースと一緒にスイーツの材料としても
お使いいただけます。
★ふんわりなめらかメープルムースの作り方
A.材料(2人分)
(1)生クリーム 100ml
(2)牛乳 50ml
(3)メープルシロップ 50ml
(4)粉ゼラチン 5g
(5)水 30ml
B.作り方
(1)水に粉ゼラチンを入れてしばらくしてから電子レンジで10秒ほど加熱して溶かします。
(2)ボウルに生クリームを入れ、ホイップさせながら牛乳とメープルシロップを少しずつ
加えます。
(3)溶かしたゼラチンを加えて混ぜたら、器に流し入れ、冷蔵庫で冷やし固める。
昨今、メープルシロップの使用用途についての情報はたくさんあり、身近なナチュラルフードと
して注目されております。
グルマンクラブ公式ホームページ : http://www.gourmand-club.com